養護老人ホームの費用

2018.06.09
介護施設には様々な種類がありますが、その中には「特別養護老人ホーム」と「養護老人ホーム」があることをご存知でしょうか?
特に、養護老人ホームは費用がどれくらいかかるのか気になるという方も多いでしょう。
そこで今回は養護老人ホームの費用についてご紹介していきます。


■養護老人ホームの費用はどれくらいかかる?

養護老人ホームは要介護度の高い人しか入居できない特別養護老人ホームとは異なり、介護の必要性は問わず、現在生活している環境や経済的に在宅での生活が難しくなってしまった人を対象とした介護施設です。
そんな養護老人ホームの場合、どれくらいの費用がかかるのでしょう?

まず、入居一時金は基本的にかかりません。
これは特別養護老人ホームと同じ条件になります。
そして月額費用の目安ですが、0〜10万円と大きな費用はかからないことが分かります。
養護老人ホームの場合、入居にかかる費用は入居を希望する本人、もしくはその人の扶養義務がある家族の世帯収入や課税状況に応じて入居費用が決まってくるため、施設というよりも一人ひとりによって価格が異なるということになります。

いくら費用が安いといっても、サービスや設備はしっかりとしています。
例えば、食事が提供されたり、健康的な体を維持するための自立支援を行ったりと、費用は安くてもきちんとこうしたサービスが受けられるのです。
ただし、基本的に自立して生活が送れる人が対象者であり、介護職員ではなく「支援員」が配置されています。
利用者15人に対して1人以上の配置となるので、手厚い介護が受けられるわけではないということを理解しておきましょう。


■要支援・要介護になった時のことを考える

養護老人ホームは前年度の収入によって費用が決まるため、収入が低い人ほど利用しやすい施設となります。
しかし、問題点があることも事実です。
その問題点とは、要支援・要介護になってしまった場合、十分な介護サービスが受けられないということが挙げられます。
そのため、もしも要介護に認定されてしまった場合は違う施設に移らざるを得ない状況になってしまう可能性もあるのです。
そうなると費用も余計にかさんでしまうでしょう。
養護老人ホームに入居する場合は、あらかじめ要支援・要介護になった場合どのような対応となるのか施設側に確認を取り、どうするべきかを先に話し合っておくと良いでしょう。


養護老人ホームにかかる費用はとても安く、利用しやすいですが、通常の介護施設とは異なる部分も多いため、しっかりと確認しておきましょう。
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